2024年09月26日  国際交流

タイ、チェンマイ大学看護学部主催、香川大学医学部Co-Hostで国際学会、Global Health Recalibration: Strengthening Outcomes, Education, Clinical Practice, and Researchが開催されました

令和6年9月4日(水)~6日(金)タイ国チェンマイ市内において、国際学会、Global Health Recalibration: Strengthening Outcomes, Education, Clinical Practice, and Researchが開催されました。本学会は、チェンマイ大学看護学部主催、香川大学医学部Co-Hostで開催され、世界16か国から400人を超える参加者があり、口頭発表120件、ポスター発表116件の研究発表が行われました。

初日、オープニングセレモニーでは、他のCo-Host及びCo-Sponsorとともに香川大学医学部が紹介されました。
その後、初日、2日目、3日目ともに基調講演、ポスター発表、口演発表がありました。
本学医学部看護学科からは15演題、そのうち2演題は、看護学専攻博士前期課程の学生によるものでした。また、香川大学医学部附属病院看護部からも、2演題の口頭発表を行いました。

2日目のシンポジウ“Strengthening Health Outcomes through Interdisciplinary Collaboration: What are the Challenges and Opportunities?”では老年看護学山本美輪教授、
3日目のシンポジウム“Preparing for Future Pandemic Risks: What will it take?”では小児看護学谷本公重教授がスピーカーをつとめました。

どのセクションでも、参加者間で盛んな議論が行われました。
展示ブースでは、香川大学医学部を紹介する動画を流すとともに看護学科と医学部の特色ある希少糖・iCTGを紹介してきました。

最終日のクロージングセレモニーでは、優秀演題賞の発表があり、老年看護学西村美穂学内講師筆頭の演題“Learning from participation in a community-based dementia cafe among nursing students who are dementia supporters”がPoster Presentation Awardを受賞しました。

香川大学医学部はチェンマイ大学を東南アジアの教育・研究拠点と定め、2006年より交流を開始し、2012年チェンマイ大学看護学部と本学医学部看護学科は学術交流協定を交わし、毎年双方向での交流がなされています。
今回の国際学会において、これまでの両大学の交流を確認し、より深めるとともに、世界中の参加者との大変有意義な時間を持つことができました。特に若手教員と学生にとって、国際的な学会で自分の研究をまた、興味ある他の研究を通して参加者と意見交流することは研究テーマに関連する最新の知見や技術に直接触れる貴重な経験であったと思います。また、学会で自分の研究を発表することは、プレゼンテーションスキルを磨く絶好の機会であったと思います。今後も香川大学医学部看護学科はチェンマイ大学看護学部との教育・研究交流を進めてまいります。

↓ 動画もご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1ViA9y-3gio&t=7s